如是ということ 80.健全なナショナリズムを求めて 神谷湛然 記 / 80.健全なナショナリズムを求めて 「本人ファースト」とか「アメリカファースト」などというような、‘○○ファースト’がもてはやされているようである。このような自分ファーストには何か肌寒い思いを感じるのは私だけだろうか? 異国人や異人... 2025.08.29 如是ということ
如是ということ 79.‘日本人ファースト’に改めて思う 神谷湛然 記 / 79.‘日本人ファースト’に改めて思う ‘日本人ファースト’について再び考えてみたいと思う。 まず、‘日本人’とは何かということである。 私たちがイメージする‘日本人’は、モンゴロイド系の黄色人種で、身近に出会う人々を思い浮かぶの... 2025.08.09 如是ということ
如是ということ 78.核武装論に思う 神谷湛然 記 / 78.核武装論に思う 先の参院選で躍進した参政党を中心に外国人排除論と共に核武装論が堂々と表立って主張する政治家が目についている。 ーー周辺に核武装国を抱えている日本は核でもって対抗するしかないーー ーー核武装が一番安上がりで効果的... 2025.08.05 如是ということ
如是ということ 77.‘日本人ファースト’に思う 神谷湛然 記 / 77.‘日本人ファースト’に思う 今月20日に投開票の参院選で、‘日本人ファースト’とかそれに類する論調が流行っている。 「経済侵略で都心住めず」 「行き過ぎた外国人受け入れ反対」・・・。 外国人流入のために、治安悪化・健康保険や生... 2025.07.13 如是ということ
如是ということ 76.「渓声山色」ということ 神谷湛然 記 / 76.「渓声山色」ということ 🔸 🔸 峰(みね)の色 渓(たに)の響きも みなながら わが釈迦牟尼(しゃかむに)の 声と姿と 🔸 🔸 道元禅師の和歌である。これは、11世紀後半に活躍した中国・宋代... 2025.06.11 如是ということ
如是ということ 75.無所得ということ 神谷湛然 記 / 75.無所得ということ 「無所得」は、仏教でよく耳にすることばである。有名な経典である般若心経にも展開される‘無’の総まとめとして「以無所得故(無所得をもっての故に)」と記述されている。私の修行した安泰寺でも、「無所得の坐禅」だとか... 2025.06.06 如是ということ
如是ということ 74.「孤独」ということ その2 神谷湛然 記 / 74.「孤独」ということ その2 「孤独」の問題を引き続いて考えてみたいと思う。 一人で生まれ、一人で死ぬという人がいる。一方で、人間は群れから離れては生きられない存在だという人もいる。 釈尊は、「自らを灯とし、法を灯としなさい」と... 2025.06.04 如是ということ
如是ということ 73.「孤独」ということ 神谷湛然 記 / 73.「孤独」ということ 「孤独」という問題が叫ばれて久しい。現代では、それから派生して孤独死とか自殺、無差別殺人ないし殺傷事件、覚醒剤中毒問題がよくニュースに出てくる。さまざまな精神的疾患に悩む人がますます増えているといわれている... 2025.05.26 如是ということ
如是ということ 72.人間の本質は‘我’なのか? 神谷湛然 記 / 72.人間の本質は‘我’なのか? 仏教では、人間には‘我’というものがあるから執着心をおこして悪い行いをすると説 いている。‘我’という悪いものが問題をおこしているのだということだ。 なお、ここでいう‘我’は、自分だけよければいいと... 2025.05.09 如是ということ
如是ということ 71.‘真実’という幻想 神谷湛然 記 / 71.‘真実’という幻想 ダニエル・L・エヴェレットの『ピラハン 「言語本能」を越える文化と世界観』(屋代通代・訳、みすず書房)を読んだ。‘真実’とは何なのか、改めて問い直してくれる一冊である。 著者のエヴェレットは、アマゾンの奥深... 2025.04.21 如是ということ
如是ということ 70.知識と宗教について 神谷湛然 記 / 70.知識と宗教について 今年(2025年)3月20日で、オウム真理教による地下鉄サリン事件が起こってから30年が経った。その前に、同年1月17日に阪神淡路大震災があった。その頃、私は高野山に近い、和歌山県かつらぎ町の山中に空き家を... 2025.03.25 如是ということ
如是ということ 69.杉本五郎の『大義』に思う 神谷湛然 記 / 69.杉本五郎の『大義』に思う * * 「汝、我を見んと要せば、尊皇に生きよ、我は尊皇精神のある処常に在り。尊皇の有る処、君常に在り、忠魂永久に皇基を護らん。」 * * 戦時中に‘軍神’と崇められた杉本五郎陸... 2025.03.20 如是ということ
経典・経論 31.修証義 その2 神谷湛然 意訳 / 31.修証義 その2 湛然意訳 第2章 懺悔滅罪 仏祖(ぶっそ) 憐(あわれ)みの余(あま)り広大(こうだい)の慈門(じもん)を開(ひら)き置(お)けり、是(こ)れ一切衆生(いっさいしゅじょう)を証入(しょうにゅう)せしめん... 2025.03.15 経典・経論
経典・経論 30.修証義 その1 神谷湛然 意訳 / 30.修証義 その1 湛然意訳 修証義(しゅしょうぎ) 第1章 総序(そうじょ) 生(しょう)を明(あき)らめ 死(し)を明(あき)らむるは 仏家一大事(ぶっけいちだいじ)の因縁(いんねん)なり、生死(しょうじ)の中(なか... 2025.03.15 経典・経論
如是ということ 68.八紘一宇について 神谷湛然 記 / 68.八紘一宇について 八紘一宇という言葉が国会で話題になったことがあった。 2015年3月に、三原ジュンコ参議院議員が、神武が唱えたとされる八紘一宇を話題に出して当時の麻生太郎財務相と安倍晋三首相に質問したことがあった。世界が一家... 2025.03.12 如是ということ