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1. はじめに
「如是」という言葉は、特に仏教ではよく耳にする。曹洞宗ではよく読誦される「宝鏡三昧」の冒頭には「如是の法仏祖密に附す」とある。「かくのごとし」とか「ありのまま」とか訳される。なにかわかったようなわからないような曖昧な感じがするのは私だけであろうか。実際に歴史上において、‘円頓コロガシ’とかで、このままでいいのだとか、なにしてもいいのだと悪業をはたらいた者がいたのである。「如是」とは何なのか、私なりに解き明かしていきたいと思う。
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1. はじめに
「如是」という言葉は、特に仏教ではよく耳にする。曹洞宗ではよく読誦される「宝鏡三昧」の冒頭には「如是の法仏祖密に附す」とある。「かくのごとし」とか「ありのまま」とか訳される。なにかわかったようなわからないような曖昧な感じがするのは私だけであろうか。実際に歴史上において、‘円頓コロガシ’とかで、このままでいいのだとか、なにしてもいいのだと悪業をはたらいた者がいたのである。「如是」とは何なのか、私なりに解き明かしていきたいと思う。
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