如是ということ 39.過去の‘栄光’に取り憑かれた人に思う 神谷湛然 記 / 39.過去の‘栄光’に取り憑かれた人に思う ‘祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりあり。おごれるもの久しからず、ただ春の夢のごとし。’ 平家物語の有名な書き出し文である。平安時代末期に流行っ... 2023.12.22 如是ということ
経典・経論 四法印 神谷湛然 訳 / 四法印 湛然 訳 諸行無常 (すべてのもの、物も心もあらゆるものは永遠に変わらないというものはなく、万物は流転して生成発展し、日々刻々と転変して新たである) 諸法無我 (すべての物質世界・感覚世界・精神世界などあらゆ... 2023.12.07 経典・経論
如是ということ 38.年末に思う 神谷湛然 記 / 38.年末に思う まもなく2023年も暮れようとしている。毎年この時期になると年賀状のことが気になってくる。どんな内容にしようか、作製のための道具の準備、住所・名前のチェック、かかる経費や手間など思って多少気が重くなる。古い世代の... 2023.12.06 如是ということ
如是ということ 37.‘かぐや姫’に思う 神谷湛然 記 / 37.‘かぐや姫’に思う 「竹取物語」という、平安時代に書かれたといわれる物語がある。‘かぐや姫’で有名な作品である。私はここ最近、大和朝廷成立前夜から平安にかけての日本古代史に深い興味を覚えて関連の本を何冊か読み、そこから「竹取... 2023.12.04 如是ということ