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四法印 湛然 訳
諸行無常
(すべてのもの、物も心もあらゆるものは永遠に変わらないというものはなく、万物は流転して生成発展し、日々刻々と転変して新たである)
諸法無我
(すべての物質世界・感覚世界・精神世界などあらゆる現象・できごと・ありようは永遠不変の実体というものはなく、ただかくのごとく、すなわち如是としてあるだけである)
一切皆苦
(人々はそういう‘諸行無常 諸法無我’の世界を苦しみや悩みの絶えないつらい世界と思い込んでいるところがある)
涅槃寂静
(‘諸行無常 諸法無我’という宇宙世界のありようを心得た人はこの世界の現実にどっしりと身を置くことができる。この感得した様を涅槃といい寂静ともいう。そこに力強く生命を輝かせることができるのである)
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