2024-06

経典・経論

25.証道歌その3  神谷湛然 意訳

/   25.証道歌その3  神谷湛然 意訳 <証道歌 41>  或いは是、或いは非、人識らず、逆行順行天も測ること莫し。  吾れ早く曽(かつ)て多劫を經て修す、是れ等閑に相誑惑(おうわく)するにあらず。 ()意訳) なにが是なのか、なにが...
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24.証道歌その2  神谷湛然 意訳

/   24.証道歌その2  神谷湛然 意訳 <証道歌 21>  我師然燈佛(ねんとうぶつ)に見(まみ)ゆることを得て、多劫(たごう)曾(かつ)て忍辱仙(にんにくせん)と爲る。 幾囘(いくたび)か生じ幾囘か死す、生死悠々として定止(じょうし...
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23.証道歌その1  神谷湛然 意訳

/   23.証道歌その1  神谷湛然 意訳    *    *  ‘さとりのうた’ 永嘉大師(ようかだいし)作    *    * <証道歌 1>  君見ずや、絶學無爲の閑道人(かんどうにん)。  妄想を除かず、眞を求めず、無明の實性、卽...
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22.普勧坐禅儀その3  神谷湛然 意訳

/   22.普勧坐禅儀その3  神谷湛然 意訳  嘗(かつ)て観る、超凡越聖(ちょうぼんおっしょう)、坐脱立亡(ざだつりゅうぼう)も、この力に一任することを。いわんや、また、指竿針鎚(しかんしんつい)を拈(ねん)ずるの転機、払拳棒喝を(ほ...