如是ということ 4.仏ということ (神谷湛然 記) / 4.仏ということ ‘仏’という言葉を耳にした時、人はよく思い浮かべるのは、‘お釈迦様’であろうか。あとはお寺にあるようなさまざまの仏像であろうか。死体を‘ホトケ’と日本ではよく使われている。なにか特別な存在、神ごときありがたきヒト... 2023.07.24 如是ということ
如是ということ 3.[空]から「如是」を考える (神谷湛然 記)) / 3.から「如是」を考える 般若心経をはじめとする般若系の経典は「空」という概念を用いて教えを展開している。有名な言葉は「色即是空空即是色」であろう。「空」は、実体がないとよく訳されるが、虚無主義・ニヒリズムに陥ってしまいそうな感がし... 2023.07.24 如是ということ
如是ということ 2.「如是」の使われ方 (神谷湛然 記) / 2.「如是」の使われ方 先ほど挙げた「宝鏡三昧」は如是について、銀椀と雪、明月と鷺は混然一体のようにみえるが、それでも、銀椀は銀椀であり雪は雪であり、明月は明月であり鷺は鷺であると説いている。しかれども、銀椀という概念、雪という言... 2023.07.23 如是ということ
如是ということ 1.はじめに (神谷湛然 記) / 1. はじめに 「如是」という言葉は、特に仏教ではよく耳にする。曹洞宗ではよく読誦される「宝鏡三昧」の冒頭には「如是の法仏祖密に附す」とある。「かくのごとし」とか「ありのまま」とか訳される。なにかわかったようなわからないような曖昧な... 2023.07.23 如是ということ
経典・経論 甘露門 (神谷湛然 訳) / 湛然訳 甘露門(永遠の命の教え) 南無十方仏 南無十法法 南無十方僧 (すべての真実なる如是に任せ切ります。すべての真実なる如是の教えに任せ切ります。すべての真実なる如是を実践する人々に従い信じ敬います。) 南無本... 2023.07.22 経典・経論
経典・経論 延命十句観音経 (神谷湛然 訳) / 延命十句観音経 湛然訳 観世音 南無仏 与仏有因 与仏有縁 仏法僧縁 常楽我浄 朝念観世音 呉念観世音 念念従心起 念念不離心 自由自在にいつでもどこでも現れ出る如是の力よ。真実である如是にすべてを任... 2023.07.21 経典・経論
経典・経論 宝鏡三昧 (神谷湛然 解釈) / 宝鏡三昧(坐禅とは) 如是の法 仏祖密に附す。汝今是を得たり。宜しく能く保護すべし。(如是の教えを真理に目覚めた先達たちは欠けることなく親密い伝えられて来た。あなたたちは今、この如是というものを手にいれた。どうかよく保持... 2023.07.21 経典・経論
経典・経論 参同契 (神谷湛然 解釈) / 参同契(分別と無分別とを結びつける) 竺土大仙の心、東西密に相附す。人根に利鈍あり、道に南北の祖なし。霊源明依に高潔たり、支派暗に流注す。事に執するはもとこれ迷い、理に契うぽまた悟りにあらず。(インドの偉大な覚者・釈尊の教え... 2023.07.20 経典・経論
経典・経論 4.妙法蓮華経如来寿量品偈 神谷湛然 訳 / 妙法蓮華経如来寿量品偈(宇宙生命の教え) 湛然訳 私(法華経を説いたとされる大通智勝仏)は悟りを得て仏となってこのかた、計り知れない永い時即ち永遠としかいいようのない永い時の間、常に無数の生きとし生けるものを教え導き、真実の道に導... 2023.07.19 経典・経論
経典・経論 3.妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈 神谷湛然 訳 / 妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈 湛然訳 妙なる姿をそなえておられる世尊よ。私(無尽意菩薩)は重ねてこのことを尋ねます。仏の弟子である者に何故に観世音(観自在)と名づけられたのですか? 明相を具足された世尊は偈をもって無... 2023.07.18 経典・経論
経典・経論 般若心経を読む (神谷湛然) / 般若心経を読む (神谷湛然)/ 般若心経を解する 湛然解釈 はじめに 般若心経ほど親しまれ、読まれているお経はないいだろう。いろいろな解釈本が古来 から出ているが、わかったような、わからないような、なにかもやも... 2023.07.17 経典・経論
経典・経論 般若心経 (神谷湛然 訳) / 般若心経 (神谷湛然 訳)/ 魔訶般若波羅密多心経(この上なく大いなる智慧の教え) 湛然訳 観自在菩薩 行深般若波羅密多時 照見五蘊皆空 度一切苦厄(自由自在の道を行ずる求道者が、深き智慧・無所得の大安楽の法を修行をしている時、... 2023.07.17 経典・経論